「統合報告書の健康診断」インテグラル経営™︎スキャニング

統合報告をご担当されている役員・IR担当の方へ

あなたは、作成後の統合報告書の行き先は明確に把握されていますか?

実はせっかく作っても見向きもされない統合報告書(上図左)もあれば、投資家に喜ばれ企業価値向上に資する統合報告書(上図右)もあります。

この違いはどこから来るのでしょうか? あなたが今、直面しているお悩みから、この違いが生じる原因を探っていきましょう。

このようなお悩みはありませんか?

・毎年の改善テーマを考えるのが大変だ・・・

・提案される企画がマンネリ化している・・・

・毎年社内で振り返りをしているが課題がわからない・・・

・弊社の統合報告書は、今の方向性でよいのだろうか・・・

これらのお悩みに共通する要因の一つとして、長期的な視点で統合報告に取り組むためのPDCAが回っていないことが挙げられます。とりわけ、Cの『チェック』が抜けてしまっているのです。

まずチェックの『タイミング』はいかがでしょう?

気をつけたいのが、統合報告書が完成した直後の「燃え尽き症候群」。疲労感から振り返りをしようという気持ちも起きません。そのまま時間だけが過ぎ、来期の制作期間が始まる直前で社内振り返り会をしてしまってはいませんか?

また、チェックする『人』は適切ですか?

苦労して作られた方は、達成感/満足感がありチェックが甘くなってしまう傾向があります。そもそも自らを客観的に見て判断するのは難しいですよね。

このように本来の課題を特定する『タイミング』や『』がズレてしまうと、時間的余裕がなくなり企画が制作会社頼りになるります。その結果、うまくPDCAを回せずに自社にとっての改善機会を失っているのです。

大切なのは、「統合報告書を作成したすぐ後にきちんと自社の課題を客観的に特定しているか」「その課題に向き合い継続的に改善しているか」ということ。

客観的かつ定期的な統合報告書の健康診断」であるインテグラル経営™︎スキャニングを受けてみませんか?

インテグラル経営™︎スキャニングの概要

*トータル期間:依頼を受けてから一ヶ月ほどお時間を頂いております。

1)事前ヒアリング訪問(1回)

統合報告書のレビューを行う前に、「統合報告書を作られる目的」「これまでのお悩み」「統合報告を通じてやってみたいこと」などをお伺いしています。

2)統合報告書レビュー&改善提案

統合報告書のレビューは、主に国際統合報告フレームワークの観点から行っていきます。また、IIRC Connectivity Background PaperやWICI Intangibles Frameworkなどのその他関連するガイドライン等も広く踏まえて、報告書の内容だけでなくプロセスや社内体制の改善提案をさせていただいております。

3)レビュー報告会(レビュー後訪問1回)

レビュー報告会では、統合報告書作成関連部署はもちろんのこと、CEO/CFOなど役員の方々にもご参加いただくケースもあります。統合報告書からみえる経営改善ポイントを共有できる「」としてもご活用いただいております。

4)フォローアップ(訪問1回)

レビュー報告後約1ヶ月を目処に、その後の改善進捗を確認させていただきアドバイスを行っております。

弊社レビューの特徴

「課題丸わかりチャート」とは?

体質改善に食事や運動が重要なように、統合報告書の改善も中身の経営そのものが進化したり改善されることによる結果として相乗的に改善していきます。

そのため、インテグラル経営™︎スキャニングでは、「①統合報告書に含めることが望まれている開示内容の改善ポイント」と、「②開示情報の背後にある経営改善ポイント」の両面からレビューをし、改善点をご提案をさせていただいております。

特に「課題丸わかりチャート」は、長期的な取り組みとして統合報告を行う上での課題がどなたにも一目で分かるようになっています。

国際統合報告フレームワークの開発に直接関与し熟知しているからこそできる弊社独自の質問項目の設定に基づき、点数化しています。点数化することにより、毎年の改善の進捗を確認することができるようになっています。

お客様の声

(弊社サービス採用当時の肩書きを記載させて頂いております。)

積水化成品工業株式会社
コーポレート戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 IR広報グループ長 大海 彰子 様 

Q 当社サービスをご購入する前にどのようなことで悩まれていましたか?

2020年度から統合報告書を発行しています。初年度は、経済産業省「価値協創のための統合的開示・対話ガイダンス」やIIRCフレームワークを参考に作成しつつも、それまで発行していたコーポレートレポートとCSRレポートの集約といった印象が強い内容になりました。1年目の制作後、次年度以降に向けて課題の整理や優先的改善点の選定が必要と感じておりました。

Q 何が決め手になって当社サービスを購入されましたか?

統合報告書では、中長期的な価値創造を中心に企業情報をお伝えすることを編集方針に掲げていました。ステークホルダーにとって有益なツールとなるように、段階的にレベルアップをはかるため、次年度に向けて客観的な視点からの第三者レビューの必要性を感じ、三代さまにレビューを依頼しました。

Q 具体的にどのようなサービスを受けましたか?
毎年、統合報告書を制作後、振り返りとしてレビュー会を開催いただき、改善提案を
いただいています。

Q 実際に当社サービスをご利用されて如何ですか?

三代さまから、統合報告とは価値共創のプロセスだというお話を伺い、それ以降、「統合思考」で中長期的な成長戦略や価値創造シナリオを組み立てていくことの重要性を認識するようになりました。今後は、レビューの活用だけでなく、社内向けの「統合思考を通じた価値創造」に関する研修なども検討したいと考えております。

大日本住友製薬株式会社
コーポレート・コミュニケーション部 広報・IRグループマネージャー 清瀬克也 様 

Q 当社サービスをご購入する前にどのようなことで悩まれていましたか?

2018年11月、機関投資家および証券アナリストを対象にはじめてESG説明会を開催し、投資家から統合報告書の改善提案をいただいた。投資家からの提案も踏まえて次年度の統合報告書をどのように改善するか検討するにあたり、専門家のご意見をいただきたかった。

Q 何が決め手になって当社サービスを購入されましたか?

IIRCで多くのご経験を積まれており、当方では気づかない改善点に関するアドバイスや統合報告書に対する忌憚のないご意見がいただけると考えた。次回の統合報告書の検討を始める前に実施したいと考えた。

Q 実際に当社サービスをご利用されて如何ですか?

期待通り、有用なアドバイスをいただけた。三代様からのフィードバック会議には統合報告書の制作を依頼している会社も参加させていただき、次回の統合報告書の改善に向けて多くのヒントをいただけた。

アンリツ株式会社
コーポレート・コミュニケーション部長 堀切 誠之 様 

Q 当社サービスをご購入する前にどのようなことで悩まれていましたか?

  • 統合報告書を充実させたいが、何を持って「充実させた」と言えるのかが分からない。
  • 統合報告書の価値(必要性)を社内に周知したいが、外部環境(投資家の質問)を含めて、反論克服が出来ていない。
  • 社内体制(IR=財務情報、CSR=非財務情報)が正しいのかどうかがわからない。

Q 何が決め手になって当社サービスを購入されましたか?

統合報告書の改善視点ではなく、経営視点からの必要性訴求があったため。

Q 実際に当社サービスをご利用されて如何ですか?

  • 満足しているが、
  • 的確な指摘が多すぎて対応が大変。

協和発酵キリン株式会社
IRグループ長  石井 秀典 様

なぜ、弊社のサービスを利用しようと思われたのですか?

統合報告書の制作着手から3年が経過し、アニュアルレポートとサスティナブルレポートとの合冊版から脱却を目指す中、プロジェクトとして行き詰まりを感じておりました。

そのような矢先、IIRCから統合報告フレームワークがリリースされ、そこで語られた「統合的思考」や「ビジネスモデル」の解釈、さらに持続的成長の物差しとなる「KPI」の必要性等をどのように咀嚼し自社内へ落し込んだらよいのか苦慮しておりました。

統合的思考に関するコンサルタントを求めていましたが、日本国内にはIIRCに対して造詣が深く統合報告フレームワークを十分に理解された方が当時は不在でした。

RIDEAL代表の三代様はIIRCでの多くのご経験を有しており、さらに現在も強いパイプを維持されていることを知りこのような方から、単にレポートを作成するに留まらず、真の統合的思考に関するレクチャーを受けフレームワークに関するアドバイスを通じて企業の持続的成長のあり方をも学ぶことを念頭に依頼しました。

Q 具体的にどのようなサービスを受けましたか?

統合報告書の制作開始に先立ち、統合的思考に対する理解向上のためロジェクトメンバーに対する教育を目的に勉強会を開催頂きました。

昨年リリースした当社統合報告書に対して、IIRCのフレームワークを踏まえた視点で改善提案書を作成頂きました。

統合報告書の制作過程においては、最終案の段階で三者的な視座でレビューを依頼しアドバイスを頂きました。

統合報告フレームワークの記載内容に対する解釈について悩んだとき、その都度フレームワーク作成者側からの視点で助言を頂き、そこに記された本質について伺いました。

Q 実際にサービスを活用して、どのような変化や気づきがありましたか?また、御社のビジネスでどのような良い相乗効果が起こりましたか?

IIRCのフレームワークに縛られ過ぎていたことは大きな気付きでした。ビジネスモデルが違えば統合報告書も違ってくる。統合報告書コンテンツは各社各様であることが当然であり、型にはまる必要など全くないということ。

公開できるKPIが極限られていることに気付かされました。この点は長期投資家に対し企業価値を訴求して行く上での課題のひとつであることをマネジメントに共有させて頂きました。これからの経営計画策定においては、会社成長の物差しとして公開できるKPIがいかに重要であるかをIRの視座からフィードバックしています。

統合報告書制作の過程を通じて、如何に統合的思考を持つことが企業の持続的成長を続ける上で重要であるか、その認識が芽生えた気がします。これがプロジェクトのメンバーから制作に協力頂いた社員へと伝播したように感じます。

サービス・フィー

660,000円(税込)

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